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動物が心を開いてくれる時

我が家の柴、女の子、5歳の時ブリーダーさんが飼養放棄した子をもらってきました

ブリーダーさんとの別れの時…
 ブリーダーさんの近くで
 耳を後ろに折り曲げて
 しっぽを振り振り
 ほふく前進で
最高の喜びようを見せていました

その帰り道
途中で車から降ろしてお水を飲ませて頭をなでたら
「ガブッ」と咬まれてしまいました

あれ、先ほどブリーダーさんに見せていた表情とは全く違う…
やはり誰でもいいというわけではなかったのか…

家に連れて帰ってからも大変!
他のワンちゃんとと一緒に散歩をしていると…
 途中でけんかを仕掛ける
 触れようとするとうなって咬もうとする

それでもご飯は喜んで食べてくれていましたし
散歩も徐々に他のワンちゃんといけるようになりました

つかず離れず、あまりしつこくせず…
徐々に距離を縮めることができました

最近、ご飯の時「お座り!」「待て!」ができるようになりました
今まで「お座り」、「待て」などできるわけがない、と試すこともなかった自分を反省しました

そして
あのブリーダーさんに見せていた最高の笑顔を
本当に時々ですが
見せてくれるようになりました

5年たって少しだけ心を開いてくれたかな

まだお腹を見せてはくれませんが
近寄るとしっぽを振って喜んでくれますし
頭をなでても気持ちよさそうにしてくれています。

当院の患者さんでも里親になられた方がたくさんいます
子供の時にもらわれた場合はよいのですが
大人になってもらわれた成犬、成猫の場合は
どのご家族でも一苦労されているようです

風の音を聞くと暴れてしまう子…
男性を見ると逃げてしまう子…
今までその子が受けてきた苦い経験によるものだと思いますが
どのご家族もその子のその子のために辛抱強く付き合って
かわいがっている姿勢を拝見すると
頭が下がる思いです

ただ苦労された分新しい発見
そして
心が通じ合えたと思う瞬間は格別にうれしいものです
私も柴犬の子ともう少し親しくなれるようあせらず付き合っていこうと思います、
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