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招き猫

東京にも積雪のあった日、腎臓が悪くて定期的に輸液に通院して頂いている猫のBちゃんが来院しました
ご家族の方とたわいもない話をしていたところ、Bちゃんが家に来てから良いことが多く、宝くじに3回も当選したとのこと、それも大口が…?!
遠方に入院されているご家族もBちゃんの話をするととても喜ぶのだそうです
まさしく招き猫です

この子は病院の招き猫の小次郎…
012_convert_20150213173319.jpg

私たちもこの子のご利益を少しでも授かりたい…と思っておりました。その日も冗談半分でお話しされて帰られた後…、用事があって自宅に戻ったら、なんと庭で江戸時代の小銭を見つけました。日頃よく通るところなのに今まで気づかず、しかも雪のつもっている中、よく見つかったものだと、Bちゃんの福招きのおかげかと感心してしまいました。
早速拾った「寛永通宝」について調べてみると1700年代に作られたもので、今売ると150円~300円位だそうです。金銭的には大したことがありませんが、江戸時代のご先祖様からメッセージを授かったようで、大事にしています。
寛永通宝

招き猫についても調べてみました。
招き猫は江戸末期に農作物や蚕を食べるネズミを猫が駆除してくれたため養蚕の縁起物でありました
養蚕が衰退してから商売繁盛の縁起物とされています

右手を挙げている猫は金運を、左手を挙げている猫は人(客)を招く、両手を挙げている猫はお手上げだそうです
手の挙げ方にも意味があるとは知りませんでした
招き猫


ではあの招き猫の置物の形はどこから来たのでしょうか

幾つか説がありますが、その中の一つに豪徳寺院のお話があります。
今の世田谷区に豪徳寺というお寺がありますが、
江戸時代、彦根藩第二代藩主 井伊直孝が鷹狩の帰りにそのお寺の前を通りかかると、お寺の飼い猫が手招きをするような仕草をしていたそうです
その仕草に連れられてお寺に立ち寄り休憩をしていると、急に雷雨となり雨に濡れずにすんだそうです
それに喜んだ直孝はお寺に多額の寄進をしたため、荒れ果てていたお寺も盛り返すことができたとのこと

彦根城のマスコットキャラクターの「ひこにゃん」もこの猫がモデルだそうです
hikonyan.jpg

今一緒に暮らしている猫ちゃんワンちゃんもたくさんの福を招いていくれると思います
また、私たち人間の代わりに身代りになってくれるという話も聞いたことがあると思います
目に見える形でをもたらしていなくても家族として迎え入れた以上みんなで楽しく過ごしたいものです
 …少なくとも「癒し」というは頂いているのですから…
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