生まれ落ちた時から現在まで国分寺に住んでいる私としては国分寺に馴染みすぎていてその偉大さが感じられませんでしたが、今回はとても驚いてしまいました。
それは患者のMさんから見せて頂いた一枚の写真からです。
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その写真に納まっていたのは、まぎれもなく、オ・オ・タ・カ!
環境省のレッドデータリストでは、絶滅危惧II類(VU)に指定されている猛禽類の王様です。
撮影場所は…国分寺の駅前
日立の中央研究所の杜の中です。気のせいかカラスが減ったのではとMさん。
Mさんのおうちは中研の杜がよく見渡せるマンションで、この写真も望遠を使ったわけではなく、カメラのズームで撮られたそうです。
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オオタカは番い(つがい)でいるそうで子育てをしたかどうかは不明だそうですが、「このまま住み続けてくれたらいいねえ~」と、その雄々しい姿に見入ってしましました
。
こんな東京のど真ん中に自然を残してくださった日立さんに感謝するとともに、オオタカが家族を増やしていってくれたら素敵だなあと感動した一日でした。
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これから駅に向かう時は中研の方を周って空を仰ぐことでしょう。
それは患者のMさんから見せて頂いた一枚の写真からです。
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その写真に納まっていたのは、まぎれもなく、オ・オ・タ・カ!
環境省のレッドデータリストでは、絶滅危惧II類(VU)に指定されている猛禽類の王様です。
撮影場所は…国分寺の駅前
日立の中央研究所の杜の中です。気のせいかカラスが減ったのではとMさん。
Mさんのおうちは中研の杜がよく見渡せるマンションで、この写真も望遠を使ったわけではなく、カメラのズームで撮られたそうです。
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オオタカは番い(つがい)でいるそうで子育てをしたかどうかは不明だそうですが、「このまま住み続けてくれたらいいねえ~」と、その雄々しい姿に見入ってしましました

こんな東京のど真ん中に自然を残してくださった日立さんに感謝するとともに、オオタカが家族を増やしていってくれたら素敵だなあと感動した一日でした。
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これから駅に向かう時は中研の方を周って空を仰ぐことでしょう。
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- 2015-07-05 :
- 想い
家族の一人として迎え入れる気持ち
新しくワンちゃんネコさんを購入またはもらってくる時に選ぶポイントは体がしっかりしている子(骨ががっしりしていて肉付きが良いこと)体のバランスがとれていること、歯の咬みあわせが良いことなど、元気で食欲もあり、良いウンチ、おしっこをしている子を選ぶようにお勧めしています。
そうすれば病気にもならず、動物病院には予防のためだけに行けば済む生涯を送る事が出来るでしょうとお勧めしていました。ただ、生まれてくる子は必ずしもそのような素質を兼ね備えた子だけとは限りません。
猫のBちゃんは里子としてもらわれてきた女の子でした。体は普通の子より小さめ、肉付きも良い方とは思えませんでした。
そんなBちゃんが陰部からおりものが出るという事で来院されました。検査の結果、子宮蓄膿症(子宮に膿が溜まる病気)という事がわかったのですが、一つ難点が…。
このこと同じ里親さんの処からもらわれてきた子が猫伝染性腹膜炎によりもらってきてから間もなく亡くなってしまったとのこと。当然Bちゃんにもうつっている可能性があります。
猫伝染性腹膜炎は治すのが難しい病気で、発症したらほぼあきらめるしかない怖い病気です。手術して子宮蓄膿症が治っても猫伝染性腹膜炎で亡くなりましたでは意味がありません。
検査の結果猫伝染性腹膜炎が発症していないという保証が出来ませんでしたが、子宮の状態があまりに悪化してきたため手術することになりました。
しかし残念ながらお腹を開けたところ猫伝染性腹膜炎を発症しており、手術のかいもなく亡くなってしまいました。手術をせず、子宮が破裂するのをただ見守るのみの方が良かったのか…。BちゃんとBちゃんの回復を願っていたお母さんにとってどちらがよかったのか。。

Bちゃんをお母さんにお返しする日
Bちゃんのお母さんは笑顔で病院に来てくださいました。
「私ってついつい弱い子を選んで家族にしてしまうんですよね。元気に動き回っている子より、隅っこでうずくまっているような子に目が行ってしまうんです。以前家族だったのはアトピーがひどい柴犬で、半年で亡くなってしまいました」とのこと。
そんなBちゃんのお母さんの言葉を聞いて、「次に家族にする子は元気な子を…」と話していた自分がとても恥ずかしくなりました。
生まれてくる子は元気な子ばかりではないため、少し弱く生まれてきた子を選んで家族として迎え入れてくれるBちゃんのおかあさんのような方は必要で、とてもありがたい存在なのだと

「落ち着いたらまた、家族を迎え入れようと思います。また、弱い子を選んでしまう事でしょう」と涙目の笑顔で話されていたBちゃんのお母さん。
その笑顔を見ているとお母さんの大きな大きな愛情で包まれたような気持になりました。

そうすれば病気にもならず、動物病院には予防のためだけに行けば済む生涯を送る事が出来るでしょうとお勧めしていました。ただ、生まれてくる子は必ずしもそのような素質を兼ね備えた子だけとは限りません。
猫のBちゃんは里子としてもらわれてきた女の子でした。体は普通の子より小さめ、肉付きも良い方とは思えませんでした。
そんなBちゃんが陰部からおりものが出るという事で来院されました。検査の結果、子宮蓄膿症(子宮に膿が溜まる病気)という事がわかったのですが、一つ難点が…。
このこと同じ里親さんの処からもらわれてきた子が猫伝染性腹膜炎によりもらってきてから間もなく亡くなってしまったとのこと。当然Bちゃんにもうつっている可能性があります。
猫伝染性腹膜炎は治すのが難しい病気で、発症したらほぼあきらめるしかない怖い病気です。手術して子宮蓄膿症が治っても猫伝染性腹膜炎で亡くなりましたでは意味がありません。
検査の結果猫伝染性腹膜炎が発症していないという保証が出来ませんでしたが、子宮の状態があまりに悪化してきたため手術することになりました。
しかし残念ながらお腹を開けたところ猫伝染性腹膜炎を発症しており、手術のかいもなく亡くなってしまいました。手術をせず、子宮が破裂するのをただ見守るのみの方が良かったのか…。BちゃんとBちゃんの回復を願っていたお母さんにとってどちらがよかったのか。。

Bちゃんをお母さんにお返しする日
Bちゃんのお母さんは笑顔で病院に来てくださいました。
「私ってついつい弱い子を選んで家族にしてしまうんですよね。元気に動き回っている子より、隅っこでうずくまっているような子に目が行ってしまうんです。以前家族だったのはアトピーがひどい柴犬で、半年で亡くなってしまいました」とのこと。
そんなBちゃんのお母さんの言葉を聞いて、「次に家族にする子は元気な子を…」と話していた自分がとても恥ずかしくなりました。
生まれてくる子は元気な子ばかりではないため、少し弱く生まれてきた子を選んで家族として迎え入れてくれるBちゃんのおかあさんのような方は必要で、とてもありがたい存在なのだと

「落ち着いたらまた、家族を迎え入れようと思います。また、弱い子を選んでしまう事でしょう」と涙目の笑顔で話されていたBちゃんのお母さん。
その笑顔を見ているとお母さんの大きな大きな愛情で包まれたような気持になりました。
