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お散歩会

10月11日パピー教室の卒業生のお散歩会が開催されました
集まったのはチーズーのゆうちゃん、トイプードルの杏(あんず)ちゃん、ダックスフンドの永遠(とわ)ちゃん、柴のチビちゃん
みんな大きくなって、パピー教室のころの身体の大きさと違ってお・と・なになってきていました

まずはお散歩の心得のお話
始まります

お話の後は近くの公園に出発!
出発!

みんな上手にできています
みんな上手にできるかな

いろいろなコツを教えて頂き、明日からのお散歩が楽しみなお散歩会になりました
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ありがとう

sora.jpg
スーパーでの買い物をした帰り道、ある患者さんのご家族から「明日引っ越すことになりました」と声をかけられました。
猫のFちゃんは重い腎臓病で2週間程前に亡くなった子でした。

数か月前、初めて来院していただいた時に既に腎臓もかなり悪くなっており、ご家族と相談して通院治療を始めました。
一時は良くなったものの状態が悪化し入院をすることになりました。貧血もかなり進んで輸血までしましたが思うようによくなりません。

そんな時ご家族が故郷に1週間帰ることになりFちゃんをどうするかという話しになりました。
状態が状態だけに、このまま入院していてもご家族が戻られるまでにもしものことがないとは限りません。
だからと言って連れて行くにも遠方なので飛行機での移動、かなりの負担になることと思いました。
ご家族もかなり迷われたようですが、最終的に、連れて行かれることを選択されました。

それならばと、あちらに無事到着できるように何とかしましょうと、出発直前まで治療させていただくことにしました。
滞在中の1週間の間に状態が悪くなったら、地元の動物病院で診て頂くこととしましたが、どちらに転んでもおかしくないような危険な状態でした。
幸いFちゃんは帰省中1度も病院には行かず、返って元気になって木に登って遠くを眺めていたそうです。
動物の生命力は強いものだなあとつくづく感心しました。

それから2ヶ月…
2週間後に故郷への引っ越しが迫る中、Fちゃんはそっと息を引き取りました。
家族のことをいつもさりげなく気を遣ってたFちゃん。
「きっと引っ越しの邪魔をしないようにとの心遣いだったのでしょう」とお母さんが話されていました。
そんなFちゃんの気持ちを思い、亡くなったその日、ご主人は新幹線でFちゃんを元気な姿が見られた故郷に連れて行かれたそうです。

今頃Fちゃんは故郷の木に登って遠くを眺めていることでしょう。
Fちゃんに改めて動物の強さ、そして、何が幸せなのかを教えてもらったような気がします。
Fちゃんありがとう!
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あさひ

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