- 2013-06-20 :
- 未分類
パピークラスの出会い

6月15日パピークラスのしつけ方教室を開催しました。
皆さんご家族連れで参加され、にぎやかながらも真剣そのもの…、しかしながら、笑顔の絶えない素敵な集いとなりました。
ワクチン接種が終わりやっとお友達と会えるようになった仔
ご家族のお仕事が忙しく、なかなかワンちゃん友達と会えなかった仔
初めて小さな家族を迎え、これからどんなふうに接していったらよいか真剣になやんでいるご家族
先住の小さな家族と比べながらいろいろ試行錯誤のご家族
皆さん最初はドキドキ…うちの仔大丈夫かしら…、そんな仔どもたちも時々戸惑いながらも…最後は…笑顔


「おいで!」とわが子に呼びかけたのに、なぜか他のお母さんのところに行ってしまった愛嬌のある子もいました。
皆さんわきあいあい、家族の距離が近くなった本当にほのぼのとした楽しいひとときでした。
パピークラスの続編を開催することを約束して閉会となりました。
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先日ハムスターのGちゃんが亡くなりました。
2日前来院した時は全身の毛は抜けていたものの動き回れる状態だったのに…
今回来院した時には呼吸も止まりそうなくらいでした。
すぐに酸素を吸入、輸液、心臓の働きを助ける注射等の処置をしました。
傍らにはお母さんと小学生の息子さんが必死に助かることを祈っていました。
しかし、呼吸は不安定のまま、一時は止まってしまうことも…。
もう一度息子さんのもとに帰してあげなくては、と私たちも願いながら治療を続けると、治療を開始してから2時間程してなんと少しだけ呼吸が安定してきました。
夜は家に連れて帰りたいとのご希望でしたので、出来うる限り深夜ぎりぎりまで治療をすることになり、ご家族は用事を済ませるため一端ご自宅に戻られ、再度お迎えに来院して頂くことになりました。
ご家族がいなくなってもGちゃんは身動ぎせず、必死に呼吸だけをしています。そんな姿を治療をしながらずっと見守っていると、とにかくもう一度起き上れるようにしてあげなくては、と思わざるを得ません。
しかしながら、1時間たっても状態は変わらず、むしろ時々不安定になるほど…。
せめてお迎えに来院されるまで命だけでもつないでおいてあげたい …… と思えてしまうほど命の炎は風前の灯のような状態でした。
更に1時間ほどたつと、横になったままですが、手、足が動くようになってなってきました。そして、なんと祈りが届いたのか、自力で起き上れるまでになったのです。
その時の嬉しかったこと、忘れることが出来ません。
ご自宅に戻られて3時間程してご家族がお迎えに来院された時は少しだけ動くことが出来るようになっていました。明日、また、よくなった姿が見られたら…と思いながら3人を病院から送り出しました。
しかし、残念ながら、その後状態が悪くなり、ご連絡をいただいたのですが対応できず非常に悔やまれる結果となりました。
わずか23gの体で必死に呼吸をし、がんばってくれた姿は今も脳裏にしっかり残っています。そして、この子を思うご家族の姿を思い出すと、あの小さな体がご家族にとっては大きな大きな存在であったということ改めて痛感させられた出来事となりました。Gちゃんのご冥福をお祈りします。
ブログの更新ができずに気が付けば6月。
三日坊主の日記のようで恥ずかしい限りです
今更ながらのテーマに、しかも今頃なんで…と思われる方も多いかと思いますが、ちょっと復習してみてください。
先日何年かぶりにフィラリア抗原検査&ミクロフィラリアの血液検査+に遭遇してしまいました

この子の家族は決してフィラリア予防をしていなかったわけではありません。
10月頃まではお薬を飲ませていました。12月まで飲ませかっただけなのです
フィラリアは蚊に刺された動物たちの体内に侵入すると皮下に1週間くらいいて、その後筋肉で成長し、刺されてから2~3ヶ月間で血管内に出てきます。
フィラリア予防薬と名乗っているお薬は実は駆虫薬なのですが、血管に出る前のフィラリアを退治してくれることで、駆虫薬を服用している動物たちの体に負担なく駆除をしてくれます。
血管に出てしまったフィラリアも駆虫してくれますが、血管内のフィラリアを駆虫してしまうと血栓ができてしまったり、ショックを起こしたりして大変です。
今回 + になってしまった子は11月以降にフィラリアを持った蚊に刺されて、6~7ヶ月過ぎて成虫になりミクロフィラリアを生んでしまったところでフィラリア検査で来院くださったのです。
写真の抗原検査もさることながら、血管内にもミクロフィラリアがたくさんうごめいていました。
せっかく高いお薬を使ってくださっていたのに、残念です。
もう蚊はいなくなったから大丈夫ではなくて、それまでの投薬が無駄にならないよう12月中、下旬を最後の投薬日に設定して是非是非家族を守ってあげてください。
お願いします
三日坊主の日記のようで恥ずかしい限りです

今更ながらのテーマに、しかも今頃なんで…と思われる方も多いかと思いますが、ちょっと復習してみてください。
先日何年かぶりにフィラリア抗原検査&ミクロフィラリアの血液検査+に遭遇してしまいました


この子の家族は決してフィラリア予防をしていなかったわけではありません。
10月頃まではお薬を飲ませていました。12月まで飲ませかっただけなのです

フィラリアは蚊に刺された動物たちの体内に侵入すると皮下に1週間くらいいて、その後筋肉で成長し、刺されてから2~3ヶ月間で血管内に出てきます。
フィラリア予防薬と名乗っているお薬は実は駆虫薬なのですが、血管に出る前のフィラリアを退治してくれることで、駆虫薬を服用している動物たちの体に負担なく駆除をしてくれます。
血管に出てしまったフィラリアも駆虫してくれますが、血管内のフィラリアを駆虫してしまうと血栓ができてしまったり、ショックを起こしたりして大変です。
今回 + になってしまった子は11月以降にフィラリアを持った蚊に刺されて、6~7ヶ月過ぎて成虫になりミクロフィラリアを生んでしまったところでフィラリア検査で来院くださったのです。
写真の抗原検査もさることながら、血管内にもミクロフィラリアがたくさんうごめいていました。
せっかく高いお薬を使ってくださっていたのに、残念です。
もう蚊はいなくなったから大丈夫ではなくて、それまでの投薬が無駄にならないよう12月中、下旬を最後の投薬日に設定して是非是非家族を守ってあげてください。
お願いします
